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天中殺・大殺界体験記(1) リストラ・転職、天中殺1年目から2年目の5月までを振り返る

占い・感覚

私は、六星占術でいうところの大殺界のちょうど2年目、停止の時を過ごしています。
算命学だと天中殺の2年目に当たります。

12年に1度、必ず訪れるこの時期は、不運や不幸に見舞われると言われています。
私は昨年、5年半、正社員で在籍していた会社をリストラされました。

その後、転職した会社は自分に合わず、4カ月で辞め、そして現在、更に転職した会社に勤務していますが、またまた自分に合わず、毎日辞めることばかり考えています。

占いはそんなに信じる方ではなかったのですが、天中殺に入った昨年から現在に至るまで、これまでにないくらいのストレスを感じる日々が続いています。

天中殺の期間は、本当に不運・不幸ばかりが起こるのか・・・

この記事では、大殺界期間中である昨年から現在(大殺界2年目5月)の私の体験について書いていこうと思います。

私のこと

私は、子丑天中殺、六星占術で言う水星人マイナスの、40代後半の女です。

これまでに経験した大殺界を考えると、確かに辛いことの多い時期だったような気もしますし、大殺界以外もそれなりにいろいろあったので、 特別に大殺界が不運な時期とも言い切れないような気もしています。

ただ、事実として私は、昨年の大殺界1年目【陰影】の年ににリストラされました。

そして現在、大殺界2年目【停止】の渦中ですが、転職した会社では、今までと違う事の連続で嫌な思いや苦労することが多く、 辞めることばかり考える日々です。

大殺界1年目【陰影】(天中殺1年目)の出来事

大殺界は、2月の節分を境に1年目2年目と考えていきます。

私は以前より大殺界というものを知っていたので、節分を過ぎたあたりから少し心配な気持ちを持っていました。
何か大変なことが起きるんじゃないかと。

不安な気持ちを抱えながらも、夏頃までは特別なことは起こらず、いつもと変わらぬ日常を過ごしていました。

9月、突然の異動命令

本当に突然でした。

9月下旬のある日の夕方、社長と人事部長に呼ばれました。

「来月から○○部へ異動してください」

私は社内の販促物の制作業務に携わっていたのですが、 異動先の部署は、これまでの私の経験やスキルを全く活かせない上に、立ちっぱなしの業務を行うところでした。

20代後半からデスクワークしか経験したことがなく、販促物を制作するためのデザインなどの専門知識や技術は、本を何冊も買い、時間をかけて学んだものでした。

異動により、身に付けたスキルを活かせない、全く違う仕事をするというのは、かなりの抵抗がありました。

私は1週間悩み、結局、退職することにしました。
退職理由は、自分から申し出たので自己都合になりました。

ですが、これは会社が販促物の制作を外注化することを決定したため、 その業務に就いていた私を辞めさせるための異動というのは明らかでした。

私が辞めたことで浮いた人件費を、外注費に充てたいのです。

つまり、自己都合退職ではありますが、リストラされたのです。

ショックで不眠症に

私は異動を言い渡されたその日から、ショックと先への不安で不眠症になりました。

食欲もなく、瘦せていき、きつかったスカートが穿けるようになりました。
(これは嬉しいことでしたが。)

メンタルはボロボロでしたが、10月末で退職することになったため、とにかく11月から新しい仕事に就かなくては・・・
と、必死に求人を検索し、履歴書や職務経歴書を作成しました。

10月、次の仕事が決まる

退職前の10月下旬に、なんとか次の会社が、雇用形態は派遣社員でしたが、決まりました。

次の会社は、退職する会社よりも、かなり規模の大きい企業で、自分のこれまでの経験やスキルも生かせる業務です。

すんなり次が決まったことと、大企業勤務、ということで、この時はかなり嬉しくて、自分が大殺界などということは全く忘れてしまう程でした。

11月、新しい会社では我慢の連続

派遣社員ではありますが、期待に胸を膨らませ次の会社に入りました。

しかし、ここでは納得のいかない不合理な仕事の進め方と、手厳しい対応に打ちのめされます。

リストラされた会社は、5年半も在職していた事もあり、「自分がルール」と言ってもいいくらい、私の意見が通り、好き勝手にできるところでした。
指導する立場だったため、否定されるという事がほとんどありませんでした。

それが、新しく入った会社では、当然ですが新人ということで、一番の下っ端扱いです。
一から十まで教えてもらわないと対応できず、どんなに不合理だと思っていても、従わなければいけません。
派遣ということもあるのか、私の意見などは一切通らず、ひたすら我慢を強いられる日々でした。

大殺界中は、「0(ゼロ)」になり「清算」する時

大殺界中は、これまで築いてきたものが「0(ゼロ)」になると言われています。
まさしくそんな感じでした。

それと、これまでの「負」の行いのツケを清算する時だとも言われています。
私も、前の会社で不合理なことを下の子に強要して苦しめていたのかもしれません。
そのツケを払わされているんだと思いました。

今の苦しみは大殺界故の苦しみ、これまでの自分の行いのせい。
この苦しみは大殺界の間だけ。

と、なんとか自分を納得させ我慢して仕事を続けようと思いました。

が、無理でした。

派遣社員だったため雇用形態に不安もありましたので、正社員で別の会社を探すことにしました。

12月、正社員で転職先が決まる

正社員での求人を探し、応募した1社で、書類選考、1次面接2次面接へとすんなり進む、採用となりました。
大殺界中の2回の転職は、そんなに苦労することなく決まりました。

けれど、面接時に行われる適性検査には苦労しました。
SPIとかGABAとか言われる、小難しい算数と国語の試験です。

40代後半という年齢の私は、台形の面積の求め方すら忘れているくらい算数や国語から離れていました。
適性検査対策の問題集を初めて開いた時は、一問も解けないほどでした。

大殺界中は、勉強には絶好の時

アラフィフの採用面接は、かなりの狭き門です。
せめて適性検査は平均並みに点数をとらなくては・・・、と思い、派遣社員で働きつつ、帰宅後毎日、2時間以上は勉強をしました。
絶対に正社員で転職したい!という強い意志のもと、ここ数十年で一番頑張った時だと思います。

その頑張りの甲斐あって、無事合格し、12月下旬に正社員での就職先が決まりました。

大殺界中は、勉強には適した時期だと言われています。
本番の適性検査では、点数は聞かされていませんが、頑張っただけの点数は採れたのかもしれません。

大殺界2年目【停止】(天中殺2年目)5月までの出来事

1月、2月、次が決まっているのでラクラクな感じで勤務する

正社員で決まった会社は3月入社という事になり、それに合わせて派遣で勤務している会社は2月末で退職することになりました。

次の職場が決まっていると、辛かった派遣での仕事も、気が楽になり穏やかに過ごせました。

3月、前職のやり方が捨てきれず、新しい会社に馴染めない

大殺界中、2度目の転職です。
派遣ではなく正社員ですし、少々嫌なことがあっても辞めない覚悟で入社しました。

ところが・・・
入社して2日で辞めたくなりました。

アラフィフにもなると社会人生活が、20年以上になり、いろいろな経験をしてきたため、
仕事に対する自分なりの考えもあり、新しい会社のやり方になかなか首を縦に振ることができず、全く馴染めません。

前職では、自分が上の立場で下に指導をしてきたのに、新しい会社では27歳の女の子が私の上司です。

現在も続いていますが、待遇や立場の点で、今までとのギャップに苦しむ日々です。
50歳という年齢を前に、社会人数年の20代の女の子に指示をされ、注意をされる毎日です。

年齢とともにキャリアアップしていきたいと、若い時はお金を費やしていろいろ勉強してきましたが、
その努力はなんだったのだろう、と悲しくなります。

大殺界中は「0(ゼロ)」になる、という運気が、ここでも見事に発揮されています。

4月、態度が悪いと上司に言われる

入社後一カ月経ったため、上司との1対1の面談がありました。
上司とは27歳の女の子です。

そこで、彼女から「態度が悪い」と言われてしまいました。

よく聞いてみると、ミーティング中の椅子の座り方が悪いらしいとのこと。
もちろん足なんかは組んでいません。

何やら背もたれに背中を付けているのが、その上司から見て「態度が悪く」見えるんだそうです。

長いこと社会人をやって、いろいろな会社で働いていますが、座り方を注意されたのは初めてでした。

5月、やる気をなくしダラダラやっていると、更に状況は悪化・・・(まあ当然ですが)

月44時間のみなし残業制を導入しているので、かなり残業が多い会社です。

日中、目一杯に頑張って定時で帰ろうと仕事を片付けても、次から次へと仕事を振られます。

夜遅くまで、一日中全力疾走では身が持ちません。

仕事が速いと、私への期待が大きくなり、どんどん仕事を振られるようになってきたため、
これでは身が持たないと思い、ところどころ手を抜くようにしました。

周囲の期待の大きさに自分が潰れそうだったので、あえて作業スピードが遅いことや物覚えが悪いことなどを、アピールするようにしました。

すると今度は、仕事ができない人として、周囲の対応が徐々に厳しいものに変わっていきました。
まあ、当然です。
やる気や積極性が見られなければ、周りはイライラしますし注意だってしたくなります。

自分で自分の首を絞めていることを認めつつも、かといって頑張ってしまうと「もっともっと」と要求が大きくなり辛くなり、自分にとっても、会社にとっても「ちょうどいい加減」というのが見つけられぬまま、結局、辞めたい気持ちが増幅していく日々となっていきました。

6月(現在)、状況は更に更に悪化

私が配属された部署は、ミスが多発するところでした。

私の先輩にあたる人は、毎日のようにミスを犯し、その対応と謝罪に追われていました。
通常業務に加え、ミスによるイレギュラーな対応・・・そりゃ、過剰な残業も発生します。
疲れがとれぬまま翌日出社して、またミスをする・・・悪循環を繰り返しているような部署でした。

そして、そんな部署に入社した現在の私もまた・・・ミスを犯してしまっています。
以前の会社では、ミスなどは、あっても年に2、3度程度でした。
ほとんど誰かに謝ることなどなかったと思います。

それが今の会社では、ミスが連発です。

ミスが連発する原因に業務フローの複雑さや、指示がわかりにくいといったことがあると思います。
そういったことを指摘したいと思ってはいても、まだ業務全体を把握していないこともあり、上手く言葉にできません。

結局、謝罪をするのみで、それに対する、自分だってミスを連発している上司の手厳しい対応にグッとこらえる日々です。

転職しようか毎日考えますが、大殺界中なので、また次行くところも悪いところなのではないかと思い、
せめて来年の2月の天中殺が明けるまで、今のところで我慢できれば・・・と耐え忍んでいます。

結論、12年に一度の大不運期「大殺界」「天中殺」はやっぱり辛い!

大殺界を単なる不運期としてしまうと、今の自分に救いがないので、この辛さを乗り越えた先には、
一回り大きくなった自分がいて幸せな日々が待っている、と信じたいです。

大殺界・天中殺渦中の現在は、この12年で一番、辛いですね。

この期間は、「自分の居場所が無く、時間だけが動いている」、と何かに書いてありましたが、本当にそのような感じですね。

自分の本来の居場所ではないところで、自分の自我や能力を発揮できずに、心身ともにストレスをためながら時間だけが過ぎていく、という感じです。

来年2月以降の天中殺が明けた時に、現状をまた記事にしたいと思います。
ただ、天中殺は明けても六星占術だと来年は「減退」で、まだ大殺界中なんですよね。
辛い日々は来年も続くのでしょうか。

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