私は今年の節分で3年間続いた大殺界を、ようやく抜けることができました。
大殺界の期間は運気が低迷すると言われていますが、では抜けた今、運気は好転していっているのでしょうか。
この記事では、大殺界の3年間を振り返るとともに、明けて2か月経った現在の心境について書いていきます。
一番辛かったのは2年目(停止)の時
大殺界の3年間は、1年単位でその時期を象徴する名称が付けられています。
1年目・・・陰影
2年目・・・停止
3年目・・・減退
終えてみた印象としては、1、2年目(陰影と停止)は、本当に散々でしたね。
私の場合、プライベートではなく、苦労の全ては仕事面で起こりました。
1年目はリストラに合い、2年目は転職した会社での日々が最悪。
どう最悪だったかというと、今まで築き上げてきたものが全てガラガラと崩れ落ち、すっかりなくなってゼロになってしまうような、そんな状況でした。
ちょうどこの2年間は、算命学では天中殺にあたり、ゼロ学占いではゼロ地点にあたる年でした。
更に私は天剋地冲(天戦地冲)という天と地がひっくり返り人生がリセットされるという運気にも当たっていて、それはそれはこれまでの自分の常識が通じず、かなり辛い日々を過ごしました。
当時の散々たる日々は、別記事に書いていますので、よければ読んでみてください。



3年目(減退)は、割と普通の日々、けど決していいわけではない
大殺界2年目の3月に正社員で就職した会社は、あまりにも最悪だったため一年ともたず、8カ月で辞めてしまいました。辞めた月は10月です。
そして、11月から派遣社員で別の会社に勤めることにしたのですが、そこはとても自由な社風で働きやすく、現在も在籍しています。
本当に辛かったのは、大殺界2年目の10月までで、その後は割と穏やかに過ごせました。
けれど、大殺界3年目は穏やかな日常ではありましたが、派遣社員という不安定な雇用形態であることと、一時期、正社員で就職しなおそうと採用された会社があったのですが、就業前にブラック企業であることが判明して辞退するといったことや、後から入ってきた派遣社員と合わず、諍いの絶えない状態も続きました。
穏やかな中にも、それなりに波乱のある一年ではありました。
大殺界というより天中殺がキツイ
大殺界の3年のうち2年間は、誰しも算命学でいうところの天中殺と必ず重なっており、この2年間は「空亡」と言われ運勢が落ち込む期間と言われています。
私は大殺界1,2年目が天中殺にあたり、この期間はかなり辛かったですね。
大殺界は3年間ありますが、天中殺と重なっていない期間は、それ程大事に捉えなくてもいいような気がします。
多少の幸不幸はいつでも起こるものですし、これまでの人生振り返ると大殺界以外でも、結構いろいろありましたので。
天中殺の特徴は、居心地の悪い状態、周りから認められない状態、これまでの自分の常識が通用しない状態、というものが一年以上恒常化され、そこから逃げる術がない状態に陥る、というものだと思います。
自分の過去を振り返ると、単発的な不運な出来事というのは、むしろ天中殺以外の年に起こっているような気がします。
明けて2か月の現在は
節分を境に運気が切り替わるといわれていて、今年の節分で私は3年続いた大殺界をようやく抜けることができました。
大殺界が明けて約2カ月が経ちますが、何かしら運気が好転していく兆しがあるかというと、全くと言っていい程、昨年までと変わらず、むしろ社内に以前よりいた苦手な人に対する意識が大きくなり、頭を悩まされる日々が続いています。
大殺界が明けたからと言って、何かいいことがある、運気が好転するのを感じる、といったことは今のところ全くありません。
大殺界中に始めたことは良い方には進まない?
今、在職中の会社は大殺界2年目の11月に派遣社員で入社しました。
入社後半年くらいは、大殺界中にも関わらず、とても働きやすく正社員ではない不安定さはありましたが、かなり満足した状況でした。
ですが、その後、大殺界3年目の10月、同僚の派遣社員の人と、どうもウマが合わず嫌な思いをすることが度々あり、それが大殺界を明けた現在も続いています。
大殺界中に始めたことは、明けた後も良い方向には進まない、と何かで読んだ覚えがあります。
やはり大殺界の真っただ中に入社した会社ですので、負の運気を引きずっており、明けてからも思うような環境とはならないのでしょうか。
大殺界明け後、運気を好転させるには
大殺界明け後に運気を好転させるきっかけを作る方法として、下記のことをするといいようなのですが、まだ行っていません。
・大殺界中に始めたことは止めて、新たに始める
・新しいことを3つ始める
私の場合、現在派遣社員という不安定な雇用形態ですし、いっそ正社員で別の会社に転職してしまうのがいいのかもしれません。
一時期転職しようと求人を見たりしていたのですが、今は止めてしまいました。
何故かというと、私の身近な、例えば主人などが、50歳を過ぎた年齢を考えると正社員よりも派遣社員で働いた方がメリットが多いのではないかというのです。
私はWEBディレクションやWEBデザイナーの職務に長いこと就いているのですが、この職種は人材不足で、正社員だと年齢などでハンデがあり、なかなか採用されにくいとは思うが、派遣社員であれば、いくらでも就業できるのではないか、また待遇の面でも、50歳を過ぎた年齢では退職金など期待できないし、ボーナスも初年度は少ないにも関わらず、正社員は責任だけは重くなり、会社によってはみなし残業制などで、あまりメリットがあるように思えない、むしろ時代に合った適正な時間給でしっかりと残業代もでる派遣社員の方が働きやすいのではないか、というのです。
50歳を過ぎて、しかも女性の場合は、派遣の方がメリットが多く働きやすいだろうという人が、私の周りに多くて、彼らの考えを聞いていると、確かに今から時間や労力をかけて正社員での就業を目指す必要などないのかな、と思ってしまいます。
故に、現在はもう、後60歳まで10年ないですし、派遣社員のままでいこうかな、と思っています。
話が大分逸れてしまいましたが、現在の勤務環境に不満足でありながら、転職は考えていない、という現在の心境を綴りました。
派遣か正社員か?WEB制作者はどうする?などのタイトルで別記事で書けるほど、この問題は、今の私の重大事ではあります。いつか記事にしようと思います。
まとめ
結論として大殺界明けの現在は運気が好転しているのかというと、明けて2カ月程度じゃ何も変わらない、というのが答えです。
明けたら、途端にバラ色の生活に変わった!と記事にできたら、今、大殺界中で辛い状況の人の希望になれたかもしれませんが、極端に悪い状況ではないけれど、特別良いというわけでもない、という「普通」の状態です。
私の場合、大殺界中に決めた会社で明けた後も継続して勤務中ですし、新しいことを何も始めていませんしね。
この後、人生を好転させて、自分の思い通りにしていけるかどうかは、やはり自分次第という事でしょうか。
ただ、絶対的に言えるのは、大殺界、正確には天中殺の2年間は、思うようにいかないことの連続で、「普通」の状況ではありませんでした。