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出世したいなら登るべき?!出世の石段、愛宕神社訪問記

休日

私はWEBデザインやWEBディレクションの仕事をしていて、今の会社の業務はそれなりにやりがいもあるし、上司はこちらの考えや意見などもしっかり聞いてくれて、同僚との人間関係も割とよく、一見不満は見当たらないのですが、けれど・・・。
けれど、雇用形態が派遣社員なんですよね。

やっぱり派遣っていうと、なんとなく周りに遠慮してしまうところがあったり、ちょっと軽んじられたような印象を相手から受けるだけで、卑屈になって「どうせ派遣だからな・・・」などと思ってしまう自分がいて、ジワジワ地味にメンタルが蝕まれていくような、なんともモヤモヤする毎日で。

派遣を始めて11カ月、正社員で新しいところを探さないとな、と思いつつ、現在の職場が割と居心地がいいと転職活動が面倒くさくて、ついつい後回しになっています。

モヤモヤした気持ちを少しでも癒すために、そして正社員で良いところが決まりますように・・・、と仕事運向上を願い、以前より登りたいと思っていた、愛宕神社の「出世の石段」を登ってきたのでレポートしたいと思います。

愛宕神社の主祭神は防火の神様

1603年、徳川家康公の命により防火の神様として祀られた愛宕神社。
主祭神は「火産霊命(ほむすびのみこと)」で、江戸の街の防火を願い建てられましたが、江戸大火災で全焼してしまいます。
その後、明治10年に一部再建されますが、大正の関東大震災、昭和20年の帝都大空襲で、またもや太郎坊神社を残し社殿は焼失してしまいます。
幾多の被災を乗り越え昭和33年、御本殿、幣殿、拝殿などが再建され、現在に至ります。

防火の神様として、自らが犠牲となったかのように幾度も焼失し、そして再建された愛宕神社。
江戸から現在に至るまで街を見守り続け、多くの人の願いが込められたパワースポットです。

防火の神様以外にも愛宕神社には下記のご利益が。(愛宕神社公式HPより)

  • 火に関するもの、防火、防災
  • 印刷・コンピュータ関係
  • 商売繁昌
  • 恋愛、結婚、縁結び

23区内で一番高い山の山頂に位置

日比谷線「神谷町駅」「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩5分、銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分という東京のオフィス街に位置する愛宕神社ですが、標高は26メートルで、23区内の自然の地形としては一番高い山「愛宕山」の山頂に位置しています。

出世の石段の名のいわれ

愛宕神社のホームページにしっかりと記載されているので、ここでは簡単に。

江戸三代将軍の徳川家光が愛宕山を通りかかった時、石段の途中に見事な梅の花が。
その梅の花を馬で取ってくるよう命じるも、かなりの急勾配の石段に皆ひるんでいたところ、曲垣平九郎(まがき・へいくろう)と名乗る一人の男が、馬を見事に操り梅を取って、家光公に献上しました。
その馬術に感心した家光は、「日本一の馬術の名人」と讃え、その名は一日にして全国にとどろいたとさ。

結局実力がなきゃダメだよね

このように、実力があればしっかりと認められ出世できるという昔の話の舞台だったところから、この石段は「出世の石段」と言われています。

ここでポイントは「馬術の名人」と認められるほどの実力があれば、というところですよね。
実力がなければ、どんなにこの石段を登っても出世はしないのでしょうね。
実力とは日々の努力から培われるもの。
やはりコツコツ努力しましょう、それに勝るものは無い、ということでしょうか。

ただ、たまにすごく能力があるのに出世していない人もいます。
そんな人がこの石段を登ったら・・・・確実に近日中に出世しますね、きっと。

出世の石段を登ってみて

私は虎ノ門駅からスマホのナビを使って愛宕神社に向かったのですが、なぜか裏門に誘導されてしまい、出世の石段を登るまでもなく山頂に到着してしまいました。

降りる方が怖いかも

出世の石段を登りにきたのですが、一度石段を降りないと登れない状況に。
そこで、降りようと石段を見下ろすと、いやー怖い怖い。

50代の私は普通の緩やかな階段でも、怖いと感じることがあるので、この急勾配、更に石段の幅が狭くて、とても降りられない。
けれど降りないと登れないし・・・。
意を決して左端の手すりに寄りかかるようにして、必死に一段一段降りていきました。
何段あるのか数えませんでしたが、下に辿り着くまで長かった。

無事、足を踏み外すこともなく時間をかけて最下段に到着。
振り返って見上げると、改めてすごい急勾配だな、今度はこれを登るのか、と。
一緒に来ていた夫は、石段を降りることもなく山頂で手を振っています。
夫は普通に正社員で働いていて出世に別に興味のある人じゃないから、まあ気楽ですよね。
私だって別に出世したいと思っているわけじゃないけど、派遣じゃなくて自分を活かせる職場で正社員で働きたい、というそんな大それた願いでもないのだけれど、けれど現実、これが叶っていないのだから悲しいかな、せめてもの願掛けにこうして出世の石段を登ろうと必死なのです。

さて登ろう!

石段を降りてきた胸の動悸が治まったところで、いざ登りへ!
上を見上げながら登ると、まだかまだか、と思って疲れそうなので、足元だけを見つめながらひたすら登りました。

ひたすら下を見つめて黙々と膝を上げ続けた数分後、あらら、意外にあっという間に山頂に。
降りるのに比べたら登りは全然楽でした。
降りるときに感じた石段の高さも、登りではそんなにつらく感じず、距離も決して長いわけではないので、50代の私でも割と楽に登りきってしまいました。
毎朝の通勤時の永田町駅C5出口の階段の方が辛いかも。

運が良ければ会える白い猫

かわいらしい白猫がいました。
人間に慣れているようで、人が寄っても全然逃げずに寛いでいます。
いつも居るのかはわかりません。
神社の猫なのか?綺麗な猫だったので、野良ではないような。

果たしてご利益はあるのか・・・

出世の石段を登ったからって、棚ボタ的に幸運が降ってくるのではなく、そのいわれにしても平九郎が日頃から馬術の練習を怠っていなかったから成し得た行いを評価されたのであって、毎日何もせずでは、ご利益なんてないのですよね。

それを心に留め、まずは行動ですね。
どこかの求人に応募しようと思います。

ただ上手くいかない時の逃げ道として、今、私は六星占術でいうところの大殺界3年目にいるので、大殺界中だから、正社員じゃないんだよな、大殺界が明ければ、もう少し物事思うようにいくよな、と自分を慰めていたりします。

これまでの仕事がらみの私の波乱万丈な2年間は記事にしてあるので、よければお読みください。

https://motchblog.jpn.org/daisakkai2020/
404 NOT FOUND | 日日是好日
モッチブログ

ではでは、また何か変化があれば記事にします。

この記事を書くにあたり、かなり参考にさせていただいた愛宕神社のHPは下記から

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