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台風通過の荒天の中、61歳、初めてのラフティング in 多摩川

休日

夏の暑さが残る9月下旬、3連休を利用して奥多摩にラフティングに行ってきました。

9月は台風シーズンでもあります。
ラフティングの前日は、東京は台風の影響で雨嵐の荒れた天気でした。
当日もやや強めの風に小雨が降っており、私たちはキャニオニングに申し込んでいたのですが、この天気では中止の連絡が入るか、または自らキャンセルしようかと夫と相談していました。

そんな時申し込んでいたツアー会社から連絡が入りました。
川が増水しているので、キャニオニングは無理だが、ラフティングなら規定の水量で決行可能とのこと。
夫は危ないからやめようと言うのですが、せっかくの3連休、何もせず家でジッとしているのはつまらない、反対する夫を無視して、参加します!と答えました。

どんよりとした曇り空に小雨に風もある悪天候の中、61歳の夫と初のラフティング。
その模様を記事にしようと思います。
結果的にはとても楽しかったです!

今思うと何事もなく無事に帰ってこられて、本当に良かった。
有能なインストラクターさんのおかげだと、感謝の気持ちでいっぱいです。

ラフティングとは

ラフティング(rafting)とは、6~8人乗りのゴムボートに乗り、皆でパドルを漕いで川を下るウォーターアクティビティです。
名称はraft(ラフト)=いかだ(筏)から来ており、1人乗りや2人乗りのボートのことではなく、複数人で乗り、皆で力を合わせて川を下っていきます。
パドルを漕ぐ以外、身体的な激しい動きはないので、子供から大人まで幅広く楽しむことができます。

ラフティングツアーを開催している会社は数多くあり、そうしたところを利用することで、ウェットスーツやライフジャケットなど自分で用意することなく手ぶらで、尚且つ川への理解が乏しくともプロのレクチャー、サポート付きで安心して挑戦することができます。

天候は最悪

冒頭でも書きましたが、この日は台風が過ぎ去ろうとしている時で、直撃ではないものの、小雨に風で川の流れが速く、不安要素がたっぷりある状況でした。
けれど、川をよく知らない自分たちだけでラフティングをやるわけではなく、奥多摩に精通したプロのインストラクターの指導の下で行うので、不安ながらも楽しもうという気持ちの方が勝っていました。
でないと、やはりキャンセルしていますね。

利用したツアー会社は、スプラッシュという奥多摩でウォータースポーツのツアーを運営している会社。
シャワーもあり、女性更衣室も綺麗でした。

お客である私たちも不安がいっぱいでしたが、恐らくインストラクターの人たちも不安だったと思います。
普段体を動かしているか、泳げるのか等、事前にいくつも質問されました。
私たちはほとんど運動しておらず、泳ぎも20年以上泳いでいないと答えたので、インストラクターさんはさぞ不安だったことでしょう。

インストラクターの指導も自然と厳しく・・・

ウェットスーツに着替えて、いざ多摩川へ。
川岸で、オールの漕ぎ方や危険時の対応方法など、事細かにレクチャーを受けます。
レクチャーでは一切、笑いや冗談はなし。そりゃこんな悪天候です。
インストラクターさんも聞くこちら側も真剣です。

荒天の方が楽しいのかも

初めてで素人の私たちが見てもわかるくらい水量が多く波打つ多摩川にボートで出航しました。

普段電車の車窓から見るしかなかった多摩川の濁流に向かっていく非日常の行為は、刺激的で、かなりの波しぶきに揺れでしたが、むしろその激しさがめちゃくちゃ楽しかったです。

途中でボートから岩の上に降り、そこからダイブしたり、流れが穏やかな場所では、仰向けで波に揺られていたり、ボートを漕ぐ以外にも随所にいろいろと楽しむスポットが用意されていました。

ただやはり川の流れが速く、足が着くくらい浅瀬でも流されてしまい、立つことが出来ません。
浅瀬だから安心ということはなく、川の怖さを感じた時ですね。
インストラクターさんの助けもあり、まるで溺れながら、なんとか這い上がる、という状態でした。

インストラクターさんの指導と技術のおかげ

インストラクターさんの指示で皆必死にオールを漕いでいましたが、コントロールのほぼ9割はインストラクターさんの力量によるものだと思います。

こんな悪天候にもかかわらず、安心安全にラフティングツアーを楽しめたのは、ツアー会社の日頃の準備とインストラクターさんの的確な指示と技術のおかげです。

毎年河川での死亡事故がニュースで流れますが、どんなに晴れた日でも川の状況を理解していない人は、危険地帯に立ち入っても気付かず、大事故へとつながる可能性を持っています

逆にいえば、しっかりとした下調べと知識と技術があれば、少々の風雨でも、今回のように1時間以上のラフティングツアーを楽しむことができるのです。
インストラクターさんの命をあずかるプロの技術を体感し、感謝の気持ちでいっぱいです。

61歳でも全然大丈夫(泳げる人に限る)

夫は61歳でラフティングに初挑戦しましたが、普段通勤以外運動をしていない人ですが、体力的な面では全く問題ありませんでした。
10代の頃の話でしょうが、水泳は得意だったそうで、私のように流されることもなく、川へのダイブも楽しんでいました。

むしろ私(51歳)は大変で、川の流れの強さに負けて私の泳ぎなどは歯が立たず、流されてしまい、泳いでも泳いでも岩場に着かず、怖かったです。
インストラクターさんのサポートが無かったら、どうなっていたことやら・・・。

まとめ

決行ギリギリの悪天候でしたが、インストラクターさんの素晴らしい知識と技術のおかげで無事、何事もなく、むしろかなり楽しんでツアーを終えることができました。
川遊びは怖い面もあると思うので、プロのサポートというのが本当に大切であることを実感しました。

ラフティングは泳ぎさえできれば60代でも全く問題なく楽しめると思います。
夏の楽しみとして、毎年ラフティングをやろうと夫婦で話しています。

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